君の意味

金沢勇希の『君の意味』

アメリカ人の娘の運がいい話

先日、うちのアメリカ生まれの娘(7歳)が、

兄の話を聞いて、こんなことを言いました。

息子:「今日はじめて火災報知器(Fire alarm)が鳴って、すごく怖かったよ」

娘:「そうなの?私はないな。あー、わかった!私は運がいいから、一度も火災報知器が鳴ったことないんだね!火事とか地震も、私がいればみんな安全だね!」

……めっちゃポジティブ(笑)

でも実は、ぼくは昔から子どもたちに「言葉が人をつくる」という話をしています。

たとえば、「学校がつまらない」と言えば、「そういう日もあるよね。でも、そう言い続けていたら、いつまでもつまらないままだよ」と伝えています。

「じゃあ学校で楽しかったことは?」と聞いてみると、たいてい、いくつも出てくるんです。

「ほら、それなら学校は“楽しいところ”でもあるね」と。

「運がいいかどうか」も同じで、

「自分は運がいいと思っていれば、運がよくなっていくよ」と伝えています。

ただ、それを素直に信じているのは、どうやらこの娘だけ(笑)

でも不思議なことに、ほんとうにこの子ばかりが、くじ引きで当たったり、UFOキャッチャーでぬいぐるみを2個も取れたりします。

そのたびに他の子たちが「ずるい〜!」と泣き出し、親は毎回なだめるのに一苦労です(笑)

でも、よくよく思い返してもらうと、もちろん他の子たちにも「運がいい」瞬間はちゃんとあって、

「君たちも運がいいんだよ」と伝えています。

嬉しかったことって、案外すぐに忘れてしまいますよね。

だからこそ、「記録しておくこと」がすごくおすすめです。

ぼく自身は、人からもらった感謝の言葉をノートに残しています。

気持ちが沈んだとき、自信をなくしたとき、読み返すと心が元の場所に戻ってくるんです。

「運が良かったこと」も同じように記録しておけば、

落ち込んだとき、「自分って運がいいんだな」と思い出す助けになるかもしれません。

起きたことにどんな意味を与えるかを決めるのは、自分自身。

「自分は運がいい」と思うことから、運の良さは始まります。

あなたは最近、「運が良かったな」と思った出来事はありますか?

どんな小さなことでも、それを“運の良さ”として受け取るかどうかが、未来の幸運を引き寄せる鍵になるかもしれません。

運がいいあなたに、今日も素敵なミラクルが訪れますように。

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