君の意味

金沢勇希の『君の意味』

タイのプールで気づいた、学び方の違いの話

週末は、子どもたちに泳ぎを教えていました。

ぼく自身は、まずは素直にコーチの言う通りにやってみるタイプ。

そのせいか、昔からコーチに好かれる傾向がありました。

でも、うちの子どもたちはというと──

コーチの話なんてどこ吹く風。どうやら“実践派”のようです。

たとえば、双子の妹。

最初はバタ足の練習をしていたのに、「もうわかった」と言って、いきなり泳ごうとして溺れかける始末。

しかも、ぼくが見ていないときでもどんどん挑戦していくので、目が離せません(笑)

この子は「まずやってみたい」タイプと見極め、本人のやり方に任せてみることにしました。

フォームはぐちゃぐちゃですが、なんと短い距離ならちゃんと泳げるように!

一方、双子のお姉ちゃんはというと──

泳ぎが苦手で、水の中ではいつも必死。

コーチの指示もなかなか頭に入っていきません。

とくに「息ができないのが怖い」と、顔を上に向けてしまうため、体が縦になりバタ足しても進まない。

そこで、まずは「顔を水につける練習」から始めてみたら、途端に前に進めるようになりました。

ちなみに、妹が溺れそうに見えると、泳げないのに必死で助けようとする姿がとても可愛かったです。

息子くんはというと、

「クロールしながら息継ぎを覚えたい」と言ってきたので、一度の練習で右側だけ息継ぎができるように。

学校でも“2回ごとの息継ぎ”を教わったらしく、とりあえずOKということで完了。

でもその後、たまたまパパが速く泳いでみせたら、「3回ごとの息継ぎ」に興味を持つように。

人によって、

「できること」も

「怖いこと」も

「興味を持つポイント」も違いますよね。

そして学ぶことの意味も。

だからこそ、一人ひとりの学びたいことと学び方に合わせて、教え方を変えることが大切なんだなと実感しました。

あなたは、どんな学び方が好きですか?

あなたが自分に合った素敵な先生に出会えますように。

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