ぼくはどちらかというと、論理思考が得意なタイプです。
けれど、中学生のときに読んだ一冊の本──『聖なる予言』に影響を受けてからは、「偶然に見える出来事にも意味があるかもしれない」と、意識するようになりました。
それから大人になって、改めてその英語版を手に取ったとき、ふと思ったんです。
「もし今日、ぼくが“正しい選択”をしようとしているなら──
鷹……いや、蜘蛛で知らせてください。」
そんなふうに、心の中でお願いしてみることにしました。
鷹はこの辺にはあまりいないかもしれない。だから、もっと身近にいそうな「蜘蛛」に変更(笑)。
なんだか、神様なのか、宇宙なのか、あるいはもっと別の何かなのか……とにかく「すごいもの」との会話が成立する気がしたんです。
その日は家の設計士との打ち合わせでした。
ちょっと押しが強くて、予算オーバーな提案が続きます。
「この提案、断ろうかな。どう切り出そう?」
なんて考えていたそのとき、ふと横の窓を見たら──
なんと、鷹が飛んでいる!
「えっ、鷹なんて本当にいるんだ!?」
もう設計士の話なんて耳に入らず、思わずにやけてしまいました(笑)。
その笑顔に気づいた設計士に「何かおかしいですか?」とツッコまれ、
「いえ、なんでもないです」とごまかしつつ、正面に目を戻すと……
今度は、机の端に小さな蜘蛛が歩いているのを発見。
「これはすごい!」と、鳥肌が立ちました。
今まで“メッセージ”は、どこか一方通行で、しかも分かりづらいもの。
でもこのときは、はっきりと意味が伝わってきました。
「会話」になった──。
そう感じました。
そこから、「どうすればもっと会話しやすくなるだろう?」といろいろ試した末に、
たどり着いたのがカードです。
タロットカードやオラクルカードを引いて、偶然に出てきた絵柄や言葉からメッセージを読み取る。
同時に、そのとき自分の直感や心の声にも耳を澄ませます。
気がつけば、アメリカでタロットの資格まで取っていました(笑)。
そして今朝。
「今日、みんなに必要なメッセージはなんだろう?」と思って、カードを引いてみました。
出てきたのは──
「Eight of Air(エイト・オブ・エア)」
使用したのは、Radleigh Valentineさんのエンジェル・タロット。
カードに書かれていたメッセージはこちら:
「囚われているという幻想。自己信頼の欠如。行動を起こすことへの恐れ。」
カードの絵には、群れから離れて飛び立とうとするユニコーンが描かれています。
実はぼくも最近、
「このプロジェクト、進んでるようで進んでないかも…」
と、どこか不安になっていたのですが、
それは幻想だったんだと気づかされました。
怖れず、一歩を踏み出してみようと思います。
タロットは、ただの占いではなく、“神様と会話をする方法”でもあります。
あなたは何を神様に聞いてみたいですか?
今のあなたに必要なメッセージがやってきますように。