昨日『HUNTER×HUNTER』の話が出たので──
ミトさんの言葉を思い出しました。
「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」
本当にその通りで、怒りはその人の価値観や大切にしているものを教えてくれます。
でも、作中でもあるように、表向きの理由だけでは、
勘違いしてしまうことも、よくあるんですよね。
ぼくも、20代の頃に珍しく怒ったことがありました。
新製品のイベント用に、ワイングラスに参加者の名前を彫って配る──
そんなサンプルを用意していた時のこと。
別部署の先輩社員にこう言われました。
「それ、無駄だから」
ぼくが怒ったのを見て、その先輩は「自分の企画を否定されて怒ったんだろう」と勘違いしていたようです。
でも、あとで別の先輩がこう言ってくれました。
「かばってくれて、ありがとう」
そう、そのアイデアは、ほかのメンバーが提案してくれたものでした。
ぼくは、自分が否定されることにはある程度耐性があるけれど、
仲間が軽んじられたり、努力が否定されると、本当に怒りが湧いてしまいます。
ちなみに、そのサンプルはとても好評で、
例の先輩は後日、別のトラブルで異動になりました。
怒りって、自分の中にある「譲れないもの」を教えてくれます。
自己分析をするとき、自分がどんなことで怒ったかを振り返ってみると、
自分の大切にしている価値観や信念が見えてきます。
あなたは、何に対して怒りを感じますか?
あなたのその怒りが、あなた自身を知る手がかりとなりますように。