君の意味

金沢勇希の『君の意味』

怖いはチャンスかもしれない、クラゲと勇気の話

はじめてのことって、何事も不安ですよね。

先日、海に行ったときのこと。
浜辺にクラゲが打ち上げられているのを見つけました。

子どもたちは「クラゲは刺される」とは知っているけれど、
「どうやって刺してくるの?」という疑問を持っていたようです。

「触手で刺すんだよ」と伝えたら──
モンスターのように突然襲ってくる想像をしたらしく、
キャーキャー言いながら逃げまどっていました(笑)

YouTubeでホラー系を見すぎなのかもしれません😅

でも、その一方で、
「打ち上げられて動けなくて、なんだか可哀想」
そんなふうに感じたようです。

ぼくが見た限り、そのクラゲはすでにだいぶ時間が経っていて、
触手も見当たりません。
とはいえ、種類によっては触れるだけでも良くないそうなので、
ぼくらは距離をとって静かに見守りました。


未知のものは、誰だって怖い。
知ったあとも、怖さがすぐ消えるとは限りません。

けれど、「対策」がわかると、怖さは減っていきます。

たとえば昔。
好きな子に告白するとか、新しい建物に入るとか──
そんなことすらめちゃくちゃ怖かったですよね?(笑)

でも、いろんなことを知って、経験していくと、
その怖さは自然と薄れていきます。

だからこそ、「怖い」と思う気持ちは、
意味がある感情なんです。

それは、新しいことに出会うチャンスであり、
自分を広げる扉の前に立っているサインでもあります。


ぼく自身、アメリカという国に対して、
知識も経験もあるのに、まだどこか怖さがありました。

だからこそ、あえてもう一度飛び込もうと決めて、
駐在員として生活するという選択をしました。

結果として、今ではアメリカに対する怖さは消え、
「知っている」ではなく「慣れた」存在になりました。


あなたが今「怖い」と感じているものは何ですか?

それは、もしかしたら──
あなたの世界を広げてくれるチャンスかもしれません。

あなたに、一歩を踏み出す勇気が湧いてきますように。

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