漫画「HUNTER×HUNTER」の中でも、ぼくが一番好きな能力。
それが、クロロ=ルシルフルの“盗賊の極意(スキルハンター)”。
ゾルディック家の2人を前に、あの本を出したシーン。
めちゃくちゃカッコよくなかったですか?
以前、届いたiPad miniのカバーの色が、どうにも気に入らなくて買いなおそうと思い、
「スキルハンターの表紙のカバーはないか?」と思いつきました。
でも、探しても探しても──
「iPad mini用スキルハンターの表紙カバー」なんて、やっぱり売ってない。
だから、作りました。
サイズをiPad miniに合わせて、一からデザイン。
参考資料も集めたのですが、角度がついていたり傾いていたりで、
綺麗に正面を向いたものは少なく、結局、ほとんどiPadで手描き。
「極」の文字が、とくに難しかったです(笑)
あとは、ハンター文字の習得にもつながりました(笑)
そして、色!
ネットで見かけるのはアニメ版ばかりで、なんだか記憶と違う。
「原作は白黒だから仕方ないか」と思ったけど、あったんです。
11巻の表紙に。
手形がシアンっぽい青で、本体は少し茶色を帯びた黒──
ああ、そうそう、この色!ってなって。
その後、カラー版コミックを開いてみたら、中身の色も一致していて感動。
最終的に、原作準拠の色味を採用しました。
デジタルデータを完成させたら、UVインクジェットプリンターで印刷。
こうして、世界に一つだけの「スキルハンターカバー」が完成しました。
自分のためにつくる、という意味。
仕事では、相手の希望を察して形にすることが求められます。
とくに設計やデザインの現場では、何度もやり取りが発生して時間が掛かることも。
でも、自分のためにつくるときは違う。
相手は「自分」なので、やりとりはすぐにできる。
こだわりだって、自然に生まれる。
やらされ仕事のこだわりは「責任感」から来るもの。
でも、自分のためのこだわりは「愛着」や「本気」から生まれるもの。
それは、あなたの原動力が何にあるのかを知る、ヒントになるんです。
誰かに頼まれたわけじゃない。
誰かの顔色をうかがったわけでもない。
「自分が心から欲しい」と思う気持ちの裏には、
“あなたの行動の意味”が、そっと隠れています。
あなたが「欲しいのに、どこにも売っていない」と感じているものはありますか?
あなたがそれを、自分のために作りはじめたとき──
きっと、ご自身のことをもっと深く知ることができるでしょう。
あなたが、自分のためにものを作って、自身の原動力に出会えますように。