
―ソバの実って、枕じゃなくて主食です―
先週の平日は雨や曇りが続き、少し肌寒い日が多かったのですが、
昨日はついに、「ようやく夏が仕事に復帰してくれたね」と、みんなで笑っていました。
『Summerさん』も、みんなから大きな期待をされていて大変ですね(笑)。
この日は最高気温が27度まで上がり、「なんだか部屋が暑いね」と言っていて、ようやく夏らしさを実感。
そして驚いたのは、この最高気温に達するのが午後4時ごろだということです。
日本やアメリカでは、12時ごろに太陽が最も高くなり、14時あたりに暑さのピークを迎える印象がありますが、
こちらの夏は日がとても長く、20時ころになってようやく夕焼けが見えてきます。
家でパソコンに向かって作業していて「暗くなってきたな」と思うと、すでに22時を過ぎていることもあります。
21時ごろでも、外の公園では子どもたちの遊ぶ声が聞こえてくるくらいです。
これまでいくつかの国に住んできましたが、国が変わると本当にさまざまな違いがあります。
たとえば、主食。
こちらではジャガイモが多いですが、それ以外にもふやかしたソバの実がよく食べられています。
日本から来た年上の方々がそれを見て、「おばあちゃんの枕に入っていたやつだ!」と笑いながらも、食べるのにはかなり抵抗があるようです。
ぼくも最初はお米を選んでいましたが、
「サプリではなく、自然な食材からもっとミネラルを摂れないかな?」と考えたとき、
ソバの実ほど優れた食材はないことに気づきました。
当初は、「玄米が手に入らないかな……」と探していましたが、
「こっちはソバの実が主食か……難しいかも」と考えていたときに、「ちょっと待てよ」となったわけです。
今では、手伝っている会社の食堂ではソバの実を頼むようになり、
最初は少し違和感があったものの、慣れるととても美味しく、最近はむしろ進んで選んでいます。

家にも、ライスケーキ(乾燥したお米のお菓子のようなもの)のソバの実バージョンを常備するようになりました。
現地の食を楽しめると、周囲の人たちにも喜ばれるし、
特にその土地で昔から食べられてきたものには、その地で暮らすために必要な栄養素が含まれていることもあり、
健康にも良い影響がある場合があります。
これから海外に住んでみたい方、長期滞在を予定している方は、ぜひ現地の食に挑戦してみてください。
健康でないと、新しい行動を始めるときにもなかなか力が出ません。
どうか、みなさんもお身体を大切にしてください。
そして――今年の『Summerさん』のように、時にはしっかり休むこともお忘れなく^^