君の意味

金沢勇希の『君の意味』

親として悩んで、泣いて、笑った話

飛行機の中で映画『The Unbreakable Boy』を見ました。

夫婦で、一方が世話をしているときに限って子供たちがとんでもないことをするってやつ、あるあるですよね。 ぼくも昔、ちょっと目を離した隙に2歳の息子が急に泣き出したことがありました。 大慌てで近づくと、顔中になにやら透明のドロドロが。 鼻づまりを軽減してくれるメンソール入りの薬でした。 顔がスース―してびっくりしていました(笑)

映画の中とは全然状況が違うのになんかすっかり自分の境遇と重ねてしまいました。 子供を育てる苦労は多かれ少なかれ誰にでもありますよね。 そしてその過程で夫婦で揉めることも。

うちも息子くんに日本語、タイ語、英語で話していた時は2歳になっても喋らなかったのでとても心配しました。 その後も、コロナで学校が閉鎖されたり、日本の公立幼稚園&小学校で日本語学習についていけなかったりと色々ありました。 子供が苦労するたびに、親失格だと自分達を責めていました。

そして苦労の思い出と共に楽しい思い出もたくさんあります。 今日も子供たちがぼくのところにやってきて、My Singing Monstersという1年ほど前にプレイしたゲームで一緒に声を録音したのを持ってきて、当時みんなで大爆笑したのを思い出し笑いしていました(笑)

子供から学ぶことって本当に多いですよね。 ぼくの場合、言語を学ぶ方法も、諦めずに何度も挑戦する心も、自分にとって何が大切なのかも教えてくれました。 子供たちにとっても、ぼくにとってもお互いの存在に意味がある。 そんな関係。

実はぼくらのそんなやり取りを描いた絵本も現在作成中です。 家族以外で最初に読んでくださった方は、すごく共感し涙してくれました。コンクールに応募するので出版はまだ少し先になりそうですが、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

みなさんはお子さんたちからどんなことを学びましたか?

あなたとお子さんが今日も笑顔で一緒に過ごせますように。

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